G-カップへの幼虫投入
G-カップに幼虫を投入します。なるべく低温で、クリーンな環境で行うようにしましょう。 準備するもの
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フタと側面に空気穴を開ける 幼虫が酸欠状態にならないよう、カップのフタと側面に空気穴を開けます。 穴が大きいと菌床が乾燥しやすくなりますので、なるべく針や画鋲など先端が細いものを使って開けるようにして下さい。 |
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幼虫をカップに投入する 菌床上部に幼虫の体よりやや大きめの穴(空気だまりをつくり、通気をよくするため)を掘ります。 |
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今まで食べていたオガクズなどを入れる 幼虫を投入したら、今まで幼虫が食べていたオガクズや幼虫の糞等をひとつまみ程度、上から振りかけます。 |
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フタをして完了 フタをして完了です。フタで幼虫をつぶさないように注意してくださいね。 ラベルに、投入した日付や幼虫の種類などを記入しておくと後々便利です。 |
G-カップから菌糸ビンへの交換
G-カップは初齢幼虫の一時(短期)保管(飼育)用ですので、1ヶ月程度でより大きい菌糸ビンに入れ替えることが適当です。 長期間小さい容器で飼育した場合大きな個体が得られにくくなりますので、投入から遅くとも1ヶ月を経過したら、幼虫の性別・大きさなどに合った菌糸ビンに入れ換えて下さい。 準備するもの
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幼虫の位置を確認する 幼虫がカップのどの位置にいるのかを把握しておきます。 |
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幼虫を取り出す 幼虫の居場所がわかれば、逆さにしてカップ裏面から中身を押し出して幼虫を取り出します。幼虫をつぶさないように注意してください。 幼虫の居場所がわかりにくいときは、特に優しく丁寧に中身を取り出します。 |
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幼虫の体重を量っておく 取り出した幼虫は、傷つけないよう丁寧に虫スプーン(薬さじ)などに幼虫をのせます。 取り出したら、グラム計で幼虫の体重を量り記録します。 |
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次のビンに入れ換える準備をする これより後のG-potへの幼虫の入れ方は、「菌糸ビンの交換」と同じ作業になります。そちらをご参照下さい。 |