
G-potの命とも言える「種菌」。数々の実績を残してきたG-potの種菌ですが、実はきのこ菌の研究時に偶然できたものなんです。同じものを一から作るのはもうほぼ不可能・・・。ですから同じ「ヒラタケ」菌を使っていても、他ではG-potと同じ菌糸ビンを作ることができないのです。そのため、G-potの種菌は大切に大切に保管されています。 ここでは、あまり知られていない種菌の製造方法と、保管についてご紹介したいと思います。 |
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ディープフリーザー(-80~-90℃)で 瞬間凍結保存されているG-potの保存菌株です。 瞬間的に凍らせることで、細胞は壊れません。培地は特殊培地を使用しています。 写真ではわかりませんが冷気がすごいです。 |
保存菌株を試験管培地に植え付けます。 培地は寒天培地で、培養後+5℃前後のインキュベーターで管理されます。 インキュベーターにはたくさんの試験管が保存されています。 |
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さらに今度はシャーレー寒天培地に移されます。ここでの保存には22~23℃のインキュベーターを使います。 白い菌が発生しているのがわかりますか? |
さあ、ようやくオガ粉培地に植菌されました。この三角フラスコは+2~3℃で保管されます。 しかし、これで終わりではありません! すべての行程を終えるまで、通常3ヶ月はかかります。 |
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ようやくできた種菌を、G-pot培地に植菌し、培養を経て皆さまのお手元にお届けできるようになるまで、さらに1ヶ月半~2ヶ月ほどかかります。長い道のりですね~。 |